おいちゃんから「色々走ってみたけど何でもなかったですよ~」という旨の電話が来て、
やっぱりオイラの運転がマズかったのかしら…等と思いつつもお店(遠い)に取りに行った。
店で一応予備プラグをと言うとタダで頂き(お世話になり過ぎてます)、いざ発進すると、前回で運転に慣れたのか、すこぶる快適に走り出す。目指すはとりあえず家だ!(家まで40kmくらい)
やっぱ最初のヘチョい運転が良くなかっただけじゃん!と道を快調に転がしてると、狭い道で渋滞に巻き込まれ、ローの半クラでブスブス進む煮え切らない状態に。まあベスパは手でシフト変えるから両足付いてガシャガシャ出来るし、普通のバイクよりは気持ち楽かも…
そんで渋滞もようやく終わろうかという所で信号待ち中に…案の定エンスト!
焦るがこれはキック一撃でかかったのでセーフ。そのまま特にトラブルも無く、前回リタイヤした地点を越え、また交通がワチャワチャしながら葛飾は柴又に入る。
河川敷でちょっと休憩してると、流石に東京とはいえ秋の割と強めな風とバイクの風圧のせいでTシャツとポロシャツだと寒い事に気づく。やっぱ長袖安定だね。
再び家に向かって走りだすと、段々とバイクとしての性能が分かってくる。
遅い、というのはただでさえMTなのにローの20km位までの加速が鈍いという所以だと思われる。そこまでの加速が良くないし、引っ張れるギア比でもなさそうなので、セカンドに入れるまでで普通の原付に信号からのスタートで負ける、という感じである。
まあ、50km程度でサードに入れて60km超える頃になるととそこからは本体の振動が増してこれ以上出したらちょっと怖いかもって感じなので、 そう急ぐ乗り物ではないのだろうとは思う。
とかやってると段々と街めいた交通に阻まれ、たまにエンストしたりする。しかし落ち着いてキックしたり、それでもダメなら一旦歩道に逃げて蹴ったりチョーク引いたりするとまたなんとかかかるので、だましだまし走って居たのだが…
首都高の下の道であえなくエンスト。キックしてもかからない。
これちょっとイヤな予感がするなと何度もキックするがかからない。
イカンイカンと路肩に止めてチョーク引いてキックするとかかるがやはりかからない。
焦ってついにキャブのネジに手を出す。
事前に調べた情報で、アイドリングネジとエアスクリューの場所と回し具合は把握していたので、あれやこれやと回してみるものの、一向に良くなる気配もない。
今考えると、低回転で回すような渋滞でプラグがカブって点火不良を起こしてたんだと思うし、プラグがダメなのにネジだのなんだのいじってもしょーがなかったのである。
結局ちょっと押して歩いて広いスペースに行き、何度かキックすると、時間が経ってプラグの具合が良くなったのかエンジンが息を吹き返した!早速走り出す!
…いや…ちょっとこれは…加速にグイっとスロットルをひねるとバルルル…と息継ぎの症状が…これはきっとガスが薄いんだな…っていうか信号待ちでどんどんアイドリングが上がってくしやべえwwwwwwwwwこわいwwwwwwwwwwwww
とりあえずクラッチ握ったままギアに入れるとアイドルが下がったのでなんとか広いスペースまで退避し、Nでもどんどん上がるアイドリングに怯えながらアイドリングやエアの調整をする。
すると、丁度良くアイドリングしつつもアクセルフィールに息継ぎ感のない丁度いい塩梅を見つける事に成功し、なんとか続投。そして真理に気づく。
始動からすぐはうるさい位に低いギアで回したり、ちょっと気合入れてエンジン温めないと、ベスパちゃん(のプラグ)はすぐ機嫌を損ねてしまうんだな。
ともかく、手探りでキャブは調子がよくなり、前述のコツを掴みなるべく最初は高回転で回す事を意識して走ると、なかなかいい具合にアイドリングも安定し、エンストもなくなった。やったね!
後は若干慣れない東京をノロノロと走り、なんとか家にたどり着く事ができた。
ヤレヤレ…なんとか着いた…と電話しててくれたらしいおいちゃんに感謝の電話を入れ、今日は一日よく頑張った、と
二 郎 小 金 井 店 に 向 か っ た の で あ っ た 。
ごっつあんです。
おわり
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