小型限定普通二輪免許取得記録 5

あらすじ
シミュレーターと慣れない運転で心くじけそうな無職(わし)。またシミュレーターだけど大丈夫なのか…




この日、北海道は本州が食らった激ヤバ低気圧の煽りを受けて荒れ模様。
原付で送迎バスのある大通まで向かう途中でポツポツと小雨を感じるが、教習所に着くとそこまで降っては居ない。ラッキーだ。

一発目はみきわめの補習?という事で、まずは試験のコースを教官に付いて回る。
ここで、段々わしの運転のアラが露呈される。

まず、未だにMTの運転に慣れない点。
これはバイクはバランスを取って乗らねばならないというのがデカい。
車はハンドルとペダルさえ使えれば動かせるから、動作が鈍いとか注意力が無いとかじゃなければジジババでも運転出来るのだが、バイクはなかなか重いので、バランスを取るのも一苦労である。
そうしてバランスとクラッチ操作に気を取られて向かって来た対向車に気付かず危ねぇ!ってなったり…いや要はニブチンなのよわし。

そして、今更になって鬱陶しくなってきた教習所的走行。
特に、例の超キープレフトorライトが本当にめんどくさい事この上ない。
基本的に走行車線の左に思いっきり寄せて走行し、右折時は右に思いっきり寄せるというのが教習所の鉄のオキテなのだが、車と比べてバイクは幅が小さいので、その分走行ラインの変更も大きな動きになる。

赤:バイク 青:車

この様に、バイクの走行の方がめんどくさいのが分かると思う。伝われ。
車ならちょっと寄せれば良い物が、バイクだとかなり意識して左右に寄らないとすぐ「真ん中走ってますよー」って言われてしまう。
実際試験だとキープレフト、ライトが出来ないと減点されてアウトだし、マズい。

その他、変速操作のマズさや、急停止の時とかギア下げないで単にクラッチ切ってブレーキすればいいのについついギア下げてしまう…(エンストが怖い)
もう色々指摘される。なんとかせねば。

ともかく、試験第一回路を何回か走る内に終了。急停止でギア下げるのやめないの一回につき赤い羽根募金に100円寄付らしい。今回だと300円ぐらい。

そんな感じでボロボロのままみきわめは終了。次回の予約は第二回路を走るそうだ。

次はシミュレーター二回目へ。今回は町乗りの内容をやるんだとか。
既にわしボロッボロの状態で例の神ゲーをプレイする訳だが、そりゃもう、ひどい。

とりあえず口出しされず、指示に従って走る訳だが、ボケっとしててシミュの左折指示を聞き逃して交差点手前でリスポーンさせられたり、ウインカー消し忘れてたり、合流地点でまずなんか車が被害妄想とかじゃなくてマジでわしの動きに連動して後ろについてきて、教官のおっさんに
「これ後ろの…警察か何かですか?????」
って言ったりとか、(「は????」って言われた) 単純にマヌケな人の所作丸出し。

なんとか最後まで走りきると、自分の神リプレイがおっさんのコメンタリー付きで再生される訳だが、三人称視点で自分がウィンカー消し忘れてたり左に曲がれって言われてまっすぐ進んだりする最高にマヌケな映像を見て恥ずかしいとか通り越して爆笑してしまう始末。教官のおっさんも呆れてたに違いない。

その後もボロッボロの運転(謎の20km走行、エンスト)をしてリプレイでナハハ!ナハハ!と笑うわしを冷ややかに見つめるおっさん。

なんかそんな感じで終了。













シミュレーターでは何回も死んだけどバイクの教習受けてて初めて死にたくなったよ。









次回、技術的な壁!停滞!まさに絶不調!ていうか残り教習4回ぐらいしかないんだけどこれマジで試験とか大丈夫なのか!?????!?!?!?

つづく


今回のエンディングテーマ
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